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開催中の企画展
次の展覧会情報

星空の記憶  井戸英夫 星景写真展

10月3日(木)〜10月21日(月)

 

夜空に輝く無数の星々に目を見張り、無限の宇宙に息を呑む。

星空を眺めて62年の井戸英夫が、伊那谷の日ごろの風景と星空の情景を多数の星景写真で紹介。

この星に生きる私たちの営みや自然の移ろいとともに、心にしみる写真の数々。

宇宙のかなたから届く光や天空の音を集めるアンフォルメルの塔で耳を澄まし、空を見上げるのもいい。

 

井戸英夫ギャラリートーク

10月14日(月/祝) 午後1時30分〜

アンフォルメル中川村美術館本館展示室

ご参加には美術館入館料をお支払いください。

 

星空観察会

10月14日(月/祝) 午後7時〜午後9時

中川村銀河ドーム 中川村大草4474-4(望岳荘となり)

参加は無料です。10月11日(金) までに中川村教育委員会へお申し込みください。

※雨天、曇天の場合は中止します。中止の判断は当日の午後6時までに決定し、参加申込者へ連絡します。

主催 ポラリスの会

お問い合せ/お申し込み 中川村教育委員会 電話0265-88-1005

当日のお問い合せ 銀河ドーム  電話:0265-88-4288(午後6時以降)

アンフォルメル中川村美術館 電話:0265-88-2680(午前10時〜午後5時)

 

井戸 英夫(いど・ひでお)

1951年岐阜県生まれ。小学校5年生の時、自作の組立望遠鏡で見た月に感動し、以来62年天文を趣味とし現在に至る。多治見市の地球村天文台の運営に参加するかたわら、主に天体写真を撮影。8年ほど前から星景写真に方向を変え、飯島町を拠点に、伊那、木曽方面を中心に撮影に取り組む。岐阜県多治見市在住。

地球村星倶楽部会員/日本星景写真協会準会員/キャノンフォトクラブNight東海会員

 

*本展終了後、展覧会をご覧いただいた方に展示作品を無料で差し上げます。ご希望の方は作品撤収日の10月22日(火)午前10時〜11時の間に直接美術館にお越しください。先着順、1人1点です。予約はできません。

 

同時開催:いいとこ発見−なかがわの光とあかり写真展

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今年度 終了した展覧会

生きている野菜/森のおくりもの いわさゆうこ絵本原画展

6月22日(土)~7月21日(日) 終了しました

絵本作家・いわさゆうこさんは、身近な木の実や樹木、野草に目を向けた絵本図鑑シリーズをはじめ、生き生きとした野菜の魅力を伝えるシリーズなどを長年手がけてきました。それらの本は、幼児から年配者まで世代を超えて親しまれています。
今展では、種や木の実から発芽し、育つ過程を含めた野菜やどんぐりなどの原画数十点を紹介するとともに、いわささんが収集したさまざまな種や実を展示します。
あたりまえに食卓に上る食材としての野菜や、公園の木立に落ちているどんぐりが、いわささんの作品と眼差しをとおして、自然の一部にしかすぎない私たち人間の存在にあらためて気づかせてくれます。

いわさ ゆうこ
1946年、宮城県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。東京都在住。
自身の子育てをとおして身近な自然を紹介する重要性に気づき、絵本作家に転じた。
どんぐりなど木の実や樹木、野草を紹介する絵本図鑑シリーズをはじめ、野菜の魅力をやさしく伝える絵本シリーズを手がけている。
主な作品に『どんぐりノート』『まつぼっくりノート』『野の草なまえノート』(以上文化出版局)。『うみにあいに』『コロコロどんぐりみゅーじあむ』(以上アリス館)。『どんぐり見聞録』(山と渓谷社)。「どーんと やさい」シリーズ(童心社)などがある。

主催 アンフォルメル中川村美術館
共催 中川村教育委員会
助成 長野県地域発元気づくり支援金活用事業   

 

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空晶ku-sho 現象から空間へ

7月27日(土)〜9月2日(月)

終了しました。大勢の皆様ご来場ありがとうございました。

すべては空−ku−からの現象として、世界が、宇宙がここにある。

写真という物理現象も、時には幻のような現実世界を見せてくれる。

時間を超え、私たちの意識を超えて。

鉱物−植物−生命−文明、

それぞれの現象を写真家・山内悠の作品が空間としてつなぐ。

 

富士山、屋久島、モンゴルと、半ば不意に始まる「旅」で、山内は世界のパラレルな存在を捉えながら、この惑星の長くシリアルな歩みの中では、人間の営みもまた現象として時を経てきたことに気づきます。

今展では、毛綱毅曠が仕組んだ当館の奇想の空間で、モンゴルの岩と砂、屋久島の樹幹や岩、森からのぞく宇宙の茫漠など、山内の作品が縦横に展開し、当地の谷や川から運んだ石と砂が、それらの写真に共鳴します。

 

アーティストトーク 

7月27日(土)午後2時〜3時 当館アトリエ棟

参加される方は入館料をお支払いください(申し込み不要)

 

身近な川を訪れると、何気ない石の一つ一つにこの地のなりたちが垣間見える。露頭を削って水が運んできた石は、この村の背後に控える、九州にまで伸びる巨大断層の存在と由来を教えてくれる。

地震は頻繁にこの列島を襲い、目の前に現れた不気味な断層に人々はおののき、美しい山々の頂は、地の底から顔を出した尖端なのだと気づかされる。隆起し続ける山脈は、この惑星が数十億年を経てなお生きている証しでもある。

地球を覆う陸と海。石を水が差配し、人間はその間(はざま)を利用して生き延び、文明を築いてきた。今日、人間の手になる造り物が有り余り、新たな地層と化して、人間が地史の対象となった。全ては人間が為してきたこと、その果てにある。

高山の極限に身体を追い込み、人を寄せ付けない不毛の砂漠と原生の地に踏み込んだ写真家の視覚には、砂に吸い込まれていく夢幻の都市と、漆黒に浮かぶ岩や樹が現れ、星々の宇宙が広がった。

異貌(いぼう)の建築家・毛綱毅曠(もづな きこう)は、風と水の思考を建築に吹き込み、時に宇宙の誕生に及んだ。ビッグバンや釈迦の掌を形に託したこの美術館で、すべては空(くう)からの現象ととらえる写真家・山内悠の作品が、それぞれをつないだ新たな空間を生成する。

 

山内 悠(やまうち・ゆう)

1977年兵庫県生まれ。自然の中に長期間滞在し、自然と人間の関係性から世界の根源的なありようを探求している。

14歳の時に独学で写真を始め、スタジオアシスタントを経て制作活動を本格化。富士山七合目にある山小屋に600日間滞在して雲上の来光の世界を撮り続け、雲の上での暮らしと体験から制作した作品『夜明け』(赤々舎) を2010年に発表。また、滞在していた山小屋の主人に焦点をあて、山での日々から人間が包含する内と外の対話を著した書籍『雲の上に住む人』(静山社) を2014年に刊行。続いて、5年をかけてモンゴル全土を巡り、各地で形成される時間や空間から多元的な世界構造などを探求した作品『惑星』(青幻舎) を2020年に発表した。屋久島に9年通い、単身で1ヶ月近く森の中で過ごしながら自然との距離感を探り続けた作品『自然JINEN』(青幻舎)を2023年に発表。長野県を拠点に国内外で作品発表を続けている。

 

2024年

「空晶ku-sho現象から空間へ」(アンフォルメル中川村美術館/長野)

「WONDER Mt.FUJI」出展(東京都写真美術館/東京) 

2023年

「CONTACT 情景をひらく」出展(茅野市美術館/長野)

「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2023」出展(誉田屋源兵衛/京都)

「白岡順と8人の新進気鋭の写真家」出展(スぺイン・バルセロナ) 

2022年

「夜明け、残像 DAWN-Photogene」(PURPLE /京都)

「JUST VISITING THIS PLANET」(MIYAKO YOSHINAGA/ニューヨーク) 

2021年

「惑星」(奈良市写真美術館/奈良)

2020年

「惑星」(モエレ沼公園ガラスのピラミッド/北海道)

「Revela’T 2020」出展(スペイン・バルセロナ)

2018年

「シンビズム2」出展(安曇野市豊科近代美術館/長野)

「雲の上に住む人」(evam eva yamanashi /山梨) 

2017年「やんばるアートフェスティバル」出展(大宜味村旧塩屋小学校/沖縄)

「パラレル・ネイチャー 自然から学ぶ4ヶ月」出展(八ヶ岳美術館/長野)

2016年

「TBILISI PHOTO FESTIVAL 2016」出展(ジョージア・トビリシ ) 

「ホーリー・マウンテンズ展」出展(モエレ沼公園ガラスのピラミッド/北海道)

2014年

「夜明け−DAWN−」(渋谷ヒカリエ/東京)

2013年

「NEW JPN GEN」出展(ARTLIGUE /パリ)

「夜明け -DAWN-」(エプサイトギャラリー/東京)

2012年

「DAWN」(MIYAKO YOSHINAGA/ニューヨーク) 

「ヤングポートフォリオ展YP‘11」出展(清里フォトアートミュージアム/山梨) 

「夜明け」(スパイラルガーデン/東京) 

2011年

「SUPER NUTURAL」(MIYAKO YOSHINAGA/ニューヨーク) 

2010年

「夜明け」(AKAAKA Gallery/東京)

2008年

「EPSON COLOR IMAGING NEXT作品展」出展(スパイラルガーデン/東京) 

「写真新世紀東京展 2008」出展(東京都写真美術館/東京)

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